近視の視力回復・研究室

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近視の眼球とは?〜進行すると楕円状に伸びる

近視の眼球は、初期のうちは正視と変わりません。

つまり仮性近視のうちは、目の内部にある毛様体筋が緊張してこり固まっているだけです。そして仮性近視は、近視ではなく、その一歩手前の状態です。

仮性近視が進行すると、本物の近視(真性近視)になります。
まず屈折性近視になると、毛様体筋の緊張が固定化するとともに、角膜が前方にやや突出します。これによって、角膜の屈折力が強まり、遠くを見たときに、網膜の手前で焦点をむすぶため、ぼやけて見えるわけですね。

屈折性近視を放置していると、近視の最終段階である「軸性近視」になります。これは眼球そのものが大きく変形した状態。ほとんどの近視は、軸性近視まで移行しているといわれています。

近視の眼球は、たいていラグビーボールのように楕円状に伸びています。この原因は不明ですが、近くを見続けるという目の酷使に適応した結果であり、近くをより見やすくするための変化といえるでしょう。

ベイツス理論によれば、眼球の運動不足は外眼筋の弱体化を引きおこし、眼球の形を保つことが難しくなります。そうなると眼圧の力のほうが勝ってしまい、眼球が変形します。

眼球は頭蓋骨に収まっていますから、変形するとすれば、縦長にならざるを得ません。そのためラグビーボールのように楕円状に変形するのです。近視の眼球の発生は、このようにも考えることができます。

近視の眼球は、このように楕円状に変形していますから、目の内部では網膜が風船のように引き伸ばされています。そのため、網膜がうすくなり、目をぶつけるなどの刺激が加わると、網膜裂孔に、それが広がると網膜剥離になる危険性があります。

そのほか網膜の神経線維の血流にも影響が及び、正常眼圧緑内障の危険もあります。

網膜の中心部にも影響が及ぶため、黄斑変性症にもかかりやすくなります。どうしても網膜が薄くなるために、視細胞同士の間隔が開いたりしがちなのです。

変形した近視の眼球を元にもどすには、毛様体筋のトレーニングでは不可能です。外眼筋を鍛える眼筋トレーニングしかありません。

外眼筋を速く動かすことで負荷を与えれば、眼筋が強くなり、眼球の形を元に戻していくと考えられるわけです。

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